【霓虹之声】·【和風華夏】·白蛇伝-霓虹之声
白蛇伝
白蛇传
西湖传佳话，蛇灵情意深
四川省の峨眉山で白蛇が千年ほど修行をしていました。彼女は人間界に好奇心を持っていましたので、妹の青蛇とともに杭州の西湖に観光にやってきました。そこで白蛇は白娘子に、青蛇は侍女の小青に変身したのです寿宁路。白蛇と青蛇は西湖の風光明媚な景色と俗界の人間の暮らしに魅力を感じて、もう深い山に帰りたくありません。
一条白蛇在四川省峨眉山修炼了千年。她对人间十分向往，便和妹妹青蛇一起，前来杭州西湖畅游。于是，白蛇化身成为白娘子，青蛇则变成了她的侍女小青。白蛇和青蛇感到西湖的明媚风光和人间生活都充满魅力，已经不想回到深山里去了。
西湖の波の中に孤山という小さな島があります。白堤(白居易の堤)小径が孤山へと通じています。白堤の端に断橋があります。この橋は、もともとは段家橋と呼ばれていました。二人が西湖の断橋に差し掛かった時、急に雨が降りだしました。この時、ちょうど生薬家の手代許仙もこの橋を通りかかりました。彼はお墓参りから帰る途中でした。許仙は雨の中の二人の若い娘を見ると、早速自分の傘を貸してあげました。これをきっかけに、白娘子と許仙は親しくなって行きます。互いに一目惚れで、やがて二人は結婚し、幸せな家庭を築きました。許仙は今の仕事を辞めて、二人で薬屋を営もうと考えるのですが、何しろお金がありません。それを知った小青は悪徳役人の家から黄金を盗んできて許仙に与え、このお金を元手に薬屋を開業させました。
西湖之中恶灵兽，有一座叫孤山的小岛，白堤(白居易之堤)小径一直通向孤山。白堤的一端有座断桥，这座桥原本叫做段家桥。当她们二人走到西湖断桥时，骤雨突降。这时，恰逢扫墓归来的中药铺伙计许仙从桥上经过。许仙看见两位年轻姑娘淋在雨中，立即将自己的雨伞借给了她们。为此缘由，白娘子和许仙变得熟悉起来。他们一见钟情，不久就结为伉俪，建立了幸福的家庭。许仙把原来的工作辞去，想要开一家夫妻二人经营的药店，却苦于没有本钱。小青得知此事，便从一个贪官污吏家中盗来了黄金交给许仙，让他拿来做本钱开药铺。
ところが、この年は疫病が流行しました。この病は鎮江の法海和尚しか治せません。金持ちの人々は高い金を支払って治してもらいましたが、貧しい人々はただ死ぬよりほかありませんでした。見るに見かねた白娘子は薬をただで送り、みんなの病気を治してあげました。これを知った法海和尚は怒りました。生薬家に現れた法海は、許仙に「お前は妖怪に取り付かれている。お前の妻は妖怪なんだぞ。端午の節句に雄黄の酒を白娘子に飲ませなさい。きっと白蛇の正体が現れるだろう」と脅しました。
可这一年刚好有瘟疫流行，这种病只有镇江的法海和尚才能医治。有钱人出高价求他治病石占明，可是穷苦人就只有死路一条了。白娘子觉得实在看不下去翟寇，便无偿赠药，治好了大家的病。法海和尚知道后，大为恼怒。他现身药铺，威胁许仙说：“你已被妖怪缠身，你妻子就是妖怪。端午节时，让白娘子喝点雄黄酒，她一定会现出白蛇的原形来。”
さて、端午の節句の日が来ました。許仙は半信半疑で白娘子に雄黄の酒をすすめましたが、白娘子は妊娠してもう7ヶ月でしたから、飲みたがりません。それでも許仙は何度もすすめたので、仕方なく無理に一口だけ飲みました开心勿语。すると、白娘子は急に気分が悪くなったようすで、寝床に横になってしまいました。許仙は蚊帳中を覗いてみたら、寝床に一匹の白い大蛇が横たわっているのです。彼はびっくりしてすぐ気が遠くなって倒れてしまいました。翌朝、白娘子が目を覚ますと、死んだようになった許仙を見つけました。そして悲しそうに泣き出しました。許仙の命を救うには蓬莱の南極先翁の瑞草園に生えている霊芝草を飲ませるしか方法がありません。そこには鶴童と鹿童という恐ろしい番人がいます。しかし白娘子は妊娠の身にもかかわらず、遠い瑞草園に行ってなんとか霊芝草を持ち帰ることができました。
端午节到了，许仙半信半疑地劝白娘子喝雄黄酒杨楠峰。可此时的白娘子已有七个月身孕，无意饮酒。尽管如此，许仙还是再三相劝，白娘子万般无奈，勉强喝了一口。突然，白娘子感到身体不适，躺倒在床。许仙朝着蚊帐里窥视，只见床上横躺着一条白色的大蛇。他吓得魂飞魄散，跌倒在地。第二天早上，白娘子醒来，发现许仙好像已经死去，便悲痛地哭泣起来。为救许仙性命，只有一个方法，那就是让他服下蓬莱岛南极仙翁的瑞草园中生长的灵芝草全建军。但是，那里有鹤童和鹿童这样可怕的守园人。白娘子不顾自己已经身怀六甲，依然前往遥远的瑞草园，想尽办法总算将灵芝草带回来了。
許仙は霊芝草を飲んで蘇りましたが、法海和尚は許仙を騙して連れ出し金山寺の禅房に幽閉し出家するように懸命に勧めます。白娘子は小青を伴って金山寺に赴き、許仙を返してくれるように法海和尚に頼みますが、法海和尚は白娘子に戦いを挑みます。白娘子は水の妖怪達を率いてお寺を水浸しにしようとします。たちまち長江の波は金山寺を呑もうとしました。しかし、水が上がるとお寺も高くなり、勝負がつきません。今度は法海がお経を読んで天神たちを招きました。雷の神、稲妻の神は雨雲に乗って参りおりました。ところが、戦いの中で白娘子は産気づいてしまい、仕方なく逃げ出しました。
许仙服下灵芝草后苏醒过来。望都吧可是法海欺骗许仙，将他带走，幽禁在金山寺的禅房里，拼命劝说他出家。白娘子与小青一同来到金山寺请求法海将许仙还给她，法海和尚却向白娘子挑战。白娘子率领水妖们，想要水漫金山寺。眼看着长江之水就要将金山寺吞没了。可一旦水位升高盛泽招聘，寺庙也随之变高，难分胜负。此刻，法海诵读经文，招来天兵天将。雷公、电母乘着暴雨浓云从天而降。但是，白娘子在格斗中动了胎气，无奈之下只好逃离战场。
白娘子と小青が断橋まで逃げてきた時、思いがけなくここで金山寺から逃げ出してきた許仙と出会いました。白娘子は許仙を見ると、昔二人はここで知り合い、愛し合って結婚したことや法海の挑発と許仙の背信などを思い出して、愛と憎しみの交じり合った気持ちを訴えました。それを聞いた小青は怒って剣を鞘から抜き、許仙を殺そうとしましたが、白娘子はそれを止めました。許仙は自分の薄情と背信を反省して、これからは絶対白娘子の愛にそむかないと誓いました。やがて産気づいた白娘子は許仙の姉の家に帰って男の子を産みました。子供は許夢蛟と名づけました。
白娘子和小青逃到断桥时，没想到竟遇见了从金山寺里逃出来的许仙。白娘子一见许仙，回想起他们曾在这里相识、相爱到成亲，还有法海的挑拨和许仙的背信弃义，诉说着自己爱恨交织的心情。听到此处，小青怒不可遏，将剑从剑鞘中拔出，要杀掉许仙，却被白娘子拦住了。许仙反省了自己的薄情和背叛，便发誓从今往后，绝不会再次辜负白娘子的爱。最终，腹痛难忍的白娘子回到许仙的姐姐家中并生下了一个男孩，取名许梦蛟。
ところが法海和尚はまだ諦めていませんでした。彼は鉄鉢を使って白娘子を雷峰塔の下に鎮めました。小青は峨眉山に戻り、十八年の修行を積み、無敵の身となって帰ってきました。許夢蛟は許仙と小青を伴い、雷峰塔に母を祭りに行くことにしました洛南天气预报。小青は修行した霊験を駆使し雷峰塔の護衛の神を追い払い、雷峰塔を焼いて倒しました。すると、たちまちごうという響きとともに白娘子が霞の中に現れました。ようやく親子は再会を果たすことができたのです。その後、許仙と白娘子はともに末永く仲良く暮らしたということです。
可是法海和尚依然不死心，他用铁钵将白娘子收服并镇压在雷峰塔下。小青回到峨眉山，苦修十八年，修成无敌之身后重返这里。许梦蛟在许仙、小青的陪同下，前来雷峰塔祭奠母亲。小青施展自己修炼的法术，将雷峰塔的护卫之神驱赶走，烧塌了雷峰塔。于是，顷刻之间，随着一阵轰鸣声，白娘子出现在彩霞之中。母子二人终于得以重逢祁可欣微博。本间贵史后来，许仙和白娘子一起，一直过着相亲相爱的日子。
豆知識
西湖佳话传海外
今天苗音组合，中国人过端午节，除了吃粽子纪念屈原之外，还要饮雄黄酒，在门上插上艾蒿，以祛病除灾。
冯梦龙的白话小说集《警世通言》中的《白娘子永镇雷峰塔》，将这一故事推广到全国，故事中白娘子与许仙的儿子名叫许梦蛟。中国各种地方戏剧中的《白蛇
传》，大多是以这篇短篇小说为蓝本的。
日本江户时代的作家「上田秋成」(1734-1809)于1776年，写成了志怪小说「雨月物語」金州惨案，其中有一篇叫做「蛇性の淫」，就是根据我国的《白蛇传》移植改编而成的。「紀伊の国」(和歌山县)渔业船主「大宅の竹助」的三男「豊男」十分好学，有一次途中遇雨，同两位妙龄女子相遇，她们是「真女児」和她的侍女。丰雄一见钟情，主动将伞借给她们·····。
被称为日本国戏的歌舞伎的传统戏中，有一出叫做『京鹿子娘道成寺』，简称『娘道成寺』(《道城寺的女儿》)。「京鹿子」是京都的一种传统印染エ艺，在和服衣料上印染上小鹿身上那种淡淡的斑纹。该剧是歌舞伎的传统保留剧目，创作于1753年掌御天下，也取材于中国白蛇传的传说。道成寺位于日本和歌山县日高郡，创建于公元701年，寺中有一座「蛇塚」，据说这里埋葬着白蛇「清姫」(白娘子)。

朗読：KIRITO
選自：《用日语讲的中国民间故事》
编辑 ：邢大颖颖